東急建設技術研究所見学

日記数が増えてきたらタイトルがわけわからなくなってきたので普通にしてみました。
この前東急建設の技術研究所に行ってきました。
技術研究所という名前の通り大まかには建築の中でも技術者の方々が技術の開発とその商品化を行っている施設です。
いろんな実験施設や、技術の応用例を見れる場所で、環境学で学んだ数字を体で実感することもできます。

これは無響室。平面の凸凹は人の声の波長に合わせてくさび形になっていて、施設の壁厚を普通必要な分より薄くしています。
無響室はほぼ0dBの空間で気味が悪い静かさがして。しかも発せられた音も音源からしか音がしない気持ち悪い空間です。
多分三日も生活したら気が狂うのでは?
反射の具合とか吸音性能を測定するのに使います。

これは風洞実験装置。奥のでかい羽根を回して、ビル風の影響や、風の水平力シミュレート実験などに使います。
中に入って、実際風に当たってみた。感想。
8m/s…風の強い日
10m/s…暴風
その差わずか2m/sでこれほど印象変わります。風圧は1m/sの上昇で二乗の上乗せらしくて(人の場合?)、そりゃあ別物になるわけです。
台風とかで突風が吹くと20m/s超え。そりゃあ屋根も飛ぶわけです。
ビル風のシミュレート用模型がたくさん置いてありました。
精度も高い。
環境実験のシミュレート模型は本当に精密にしないといけないことを痛感しました。

これが風洞装置の測定場所。置いてあるキューブはシミュレートする場所の環境における風を表現するためにおいてあります。
シミュレート場所の環境をモデル化し体系にしていることに驚き、さらにキューブの設置パターンが万を超えることに驚きました。
一度建築技術を直に見て、数字を体感することはエキサイティングで環境の数値を感覚としてもわかるようになるのでおすすめです。